
謎解き-7 株式会社 諏訪田製作所

【れいあ】
わぁ……。ここが、諏訪田製作所さんなんですね。爪切りをはじめとした刃物づくりで、世界的に知られている工場なんですよ。
職人さんが一本ずつ丁寧に仕上げて、長く使える道具を生み出しているんです。金属を磨き、人の手に馴染む道具を作り続ける――
すごく“匠”って感じがしますよね。
【ウスラタラーズ伯爵】
……ふむ。
ようやく気づいたか、れいあ。
【れいあ】
え?
【ウスラタラーズ伯爵】
道具とは、ただ便利であればよいわけではない。
長く使われ、人の手に馴染み、時を越えて受け継がれていく。
それこそが価値である。
【れいあ】
……なんだか今日は、職人さんを褒めていますね。
伯爵って、もっとこう……全部壊してしまえ、みたいな人かと思っていました。
【ウスラタラーズ伯爵】
……なかなか辛辣なことを言うね、れいあ。
私は価値のないものを嫌うだけだ。価値ある技は、残されるべきだからな。
【れいあ】
ふふっ。でも、少し安心しました。
伯爵にも、ちゃんと大切に思うものがあるんですね。
【ウスラタラーズ伯爵】
勘違いするな。諸君らを気に入ったわけではない。
ただ――
ここまで辿り着いた観察力は、少し評価している。
だからこそ、次の試練を与えよう。
【れいあ】
来ましたね、伯爵の問題。あなたも一緒に考えてください。
【ウスラタラーズ伯爵】
ふむ。
諸君らは、文字の並びに潜む規則に気づくことができるだろうか。
上の言葉は、「こすめ」となる。
では―― 下の言葉は何になる?
ヒントを一つ与えよう。星が示す文字に注意することだ。
【れいあ】
星……?きっと、そこに秘密が隠れているんですね。
文字をよく見れば、何かわかるかもしれません。
【ウスラタラーズ伯爵】
さて。
用意された三つの答えの中から、正解を導きたまえ。
諸君らの観察力、試させてもらおう。
謎解き-7



