いい湯らてい

謎解き-20 いい湯らてい


【れいあ】
わぁ……!ここが、
八木ヶ鼻温泉 いい湯らていさんなんですね。
目の前には、
下田郷を代表する景勝地、
八木ヶ鼻がそびえています。
露天風呂からも、
その景色を眺められるそうですよ。

【ウスラタラーズ伯爵】
……ふむ。
岩壁を仰ぎながら、
湯に身を委ねる場所か。
歩き続けた者が、
足を止めるには悪くない。

【れいあ】
伯爵も、
温泉に入ったりするんですか?

【ウスラタラーズ伯爵】
愚問だな、れいあ。
身なりを整えることも、
紳士のたしなみである。

【れいあ】
ふふっ。
帽子をかぶったまま、
温泉に入りそうですけど。

【ウスラタラーズ伯爵】
……君は私を何だと思っているのかね。

【れいあ】
あっ、見てください。いい湯らていさんには、「数寄の湯」と「和楽の湯」という
二つの浴場があるそうです。
男女の利用は、
日によって入れ替わるんですね。

【ウスラタラーズ伯爵】
同じ場所を訪れても、
日によって異なる湯を楽しめるわけか。
再び足を運ぶ理由にもなる。よく考えられている。

【れいあ】
お風呂だけじゃなくて、サウナもあるんですよ。
ロッキーサウナに加えて、超微細な水の粒を使うナノミストサウナも導入されているそうです。
ナノミストサウナは、低温で入りやすく、サウナ初心者の方にもおすすめなんですよ!

【ウスラタラーズ伯爵】
熱さだけを競うものではない、ということか。
身体への向き合い方にも、いくつもの形があるらしい。

【れいあ】
温泉に入って、
景色を眺めて、
ゆっくり身体を休める。
ものづくりの技を巡る旅にも、
こういう時間は必要ですよね。

【ウスラタラーズ伯爵】
その通り。休むことは、
歩みを止めることではない。
疲れを癒やし、
次へ進む力を取り戻す。
それもまた、
旅に欠かせぬ時間である。

【れいあ】
館内のレストラン
「はくちょう」では、
食事だけの利用もできるそうですよ。
温泉に入ったあとに、
下田郷で食事を楽しむのもよさそうです。

【ウスラタラーズ伯爵】
湯で身体を整え、
食で力を満たす。
なるほど。
ここは単なる入浴施設ではなく、
人が休み、
集い、
下田郷で過ごす時間をつくる場所なのだな。

【れいあ】
はい。八木ヶ鼻の景色も、
温泉も、
食事も楽しめる。
下田郷を巡るときの
大切な拠点なんですね。

【ウスラタラーズ伯爵】
ようやく見えてきたようだな。
匠の技を守る者にも、
休息は必要である。無理を重ねて倒れては、
守れるものも守れぬからな。

さて――
十分に息を整えたところで、
諸君らに次の試練を与えよう。

【れいあ】
伯爵、
休ませてくれるのかと思ったら、
すぐに問題を出すんですね……。
でも、
あなたも一緒に考えてください。

【ウスラタラーズ伯爵】
ふむ。
問題をよく読み、
用意された三つの答えの中から、
正解を導きたまえ。諸君らの観察力に、
期待している。


謎解き-20

いい湯らていの謎解き問題

 

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