株式会社 近藤製作所

謎解き-12 株式会社 近藤製作所


【れいあ】
わぁ……。ここが、株式会社 近藤製作所さんなんですね。
三条で1872年、明治4年に創業した鍛冶屋さんなんですよ。鍛造による鍬をはじめ、農業用品を作り続けている会社です。

【ウスラタラーズ伯爵】
……ふむ。鍬か。
刃物の中でも、土と向き合う道具であるな。悪くない。

【れいあ】
鍬って、畑を耕したり、土を起こしたりする道具ですよね。
包丁や工具とはまた違って、人の暮らしのもっと根っこの部分を支えている感じがします。

【ウスラタラーズ伯爵】
その通り。食は、土から始まる。そして土を扱う者の手には、それに応える道具が必要となる。

【れいあ】
近藤製作所さんは、鍬をはじめとした農業用品を鍛造で作っているんですよね。
火で熱し、叩き、形を整える。農具にも、鍛冶の技がしっかり息づいているんだ……。

【ウスラタラーズ伯爵】
ふむ。鍬とは、ただ鉄を曲げればできるものではない。
土の硬さ。使う者の力。畑での動き。それらを受け止める形でなければ、道具としては役に立たぬ。

【れいあ】
農具って、すごく実用的な道具だからこそ、ごまかしが効かないんですね。
使いにくければ、すぐ体に負担が出てしまう。

【ウスラタラーズ伯爵】
ようやく見えてきたか。優れた道具とは、使う者の身体を理解している。
力を逃がさず、手に応え、土へ届く。そのために、鍛冶屋は鉄と人の動きを見続けるのだ。

【れいあ】
近藤製作所さんは、鍬と同じ製法を活かした園芸用品も作っているそうです。
昔からの農具づくりの技術が、今の暮らしや庭仕事にもつながっているんですね。

【ウスラタラーズ伯爵】
伝統とは、古い形を飾っておくことではない。使われる場所を変えながら、技を生かし続けることだ。

【れいあ】
……なんだか、土に触れる道具っていいですね。
暮らしを作る一番最初の場所に、職人さんの技があるんだ。

【ウスラタラーズ伯爵】
ふむ。火で鍛えた鉄が、土を耕し、やがて人の食へとつながる。
ものづくりとは、そこで終わるものではない。暮らしの先へ、静かに続いていくものだ。

さて――
ここまで辿り着いた諸君らに、次の試練を与えよう。

【れいあ】
来ましたね、伯爵の問題。あなたも一緒に考えてみてください。

【ウスラタラーズ伯爵】
ふむ。この場所には、土を知り、鉄を鍛え、使う者の力を支える技がある。
諸君らは、その本質を見抜くことができるだろうか。

さて――

用意された三つの答えの中から、この場所にふさわしい答えを導きたまえ。


謎解き-12

株式会社 近藤製作所の謎解き問題

 

回答A

回答B

回答C